入院中の食事について
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まえがき血液腫瘍の患者は長期入院するので、かならず食事に困ります。
私は入院していた病院(東海大学医学部付属病院(神奈川/伊勢原))では同じ食事が2週間くらいのローテーションで出てきます。
半年しか入院していませんでしたが食べ飽きてしまいましたね。
また、抗がん剤治療による食欲不振でさらに食べたくなくなったりします。
味や香りが単調なうえに、人によって(私はなかったですが)は味覚障害もおこしたり。。
食事のにおいで気持ち悪くなったりするので、器のフタを開けることすらできなくなりますね。
私の入院していた病院では、食事を持ってくるときに「お食事です」と一言行って持ってきてくれる(まぁ当たり前)のですが、その言葉が聞きたくなくて食事が来る時間になるといつもシャワールームに籠っていました。
しかし、何も食べないと腸が動かなくなって本当に大変な思いをするので、なんとか工夫して食べていました。
工夫したこと
ふりかけ
白米だけだと味気無いので、おとなのふりかけ、わさびふりかけ、ゆかり、をかけていました。
ジャム
個包装になっている、ブルーベリージャム、イチゴジャムを使用していました。
メニューをコロコロ変えてみる
途中で白米が食べれなくなりました。私の病院では主食のメニューを変更することができたので、事前に「パン食に変えてください」「麺にかえてください」といって変えてもらっていました。
粘膜障害でご飯が無理なときもあったので、そんなときはおかゆに変えてました。
余談:私がいた病院は、パン食に変えてもおかずに変更はありませんでした。パンと納豆が出てきたり笑
困ったときに食べていたもの
ガム(飲み込んではいけません)
究極に食べれないときは、噛んで腸を動かすようにしていました。看護師さんに教えてもらいました。ガムを噛むことで腸の動きが良くなるという研究もあるそうです。
ゼリー類
ウィダインゼリーは常に持っていました。フルーツがゴロゴロ入ったゼリーも好きでした。移植後は1ヶ月間、1日1個〜2個の小さいカップゼリーだけ食べて生きてました。
塩せんべい
柔らかく塩気があるので、割りながら少しずつ食べていました。せんべい類は比較的食べれました。(かぶき揚げ, 海苔せんべい)
チョコレート類
甘いものが結構おいしく感じます。イチゴや、クランチが入ってるチョコがおいしかったです。
カップ麺・カップスープ
小さいカップラーメン、カップうどん、ワンタンスープなど。味が濃いので、匂いで食べたくなります。
缶詰
やきとり缶は、味が濃くておいしかったです。肉類があまり出てこなかったので結構嬉しいです。
ジャンクフード
白血球が戻ってきた時期に、ポテトフライやナゲットを食べていました。